〜曳山まにあ・おじゃがの独り言〜 その3
曳山の形


みなさんは曳山がこっそり形を変えるコトのあるとば知っとらすやろか?
有名なのは鯱、昭和に入って丸ごと造り直しております。

昔鯱は今鯱より一回り大きゅうして耳の無かです。
更に顔の周りの刺で覆われとるです。
昔鯱は木綿町ん正田自転車屋の窓に写真の飾ってあるです。

次に大幅な改造の行われとるのは鳳凰丸のごたるです。
なんせ長さば1m詰めてしもうたらしかですけん。
また、亀と浦島太郎は製作当時に唐津神社の御神鏡ば乗せる予定だったらしか
ばってんが宝珠ば乗せるごてなりました。
大原松露饅頭の箱ば見たら判るち思います。
何時ん間にか浦島さんの乗っとらすです。

なんも曳山の改造は昔だけじゃなかとです。
ワガも記憶にのこっとるとばってんが
平野町の上杉謙信の兜のシコロ廻りばがらっと変えとるです。
多分昭和50年代じゃなでしょうか?
改造前では木綿町と同じごたるシコロ(地竜紋て言うとやったかな?記憶が・・・)ば
しとったばい。
今は小札(これまたこれで正しかったかな?記憶が・・・)に変わっとるとです。

皆さんのアルバムや両親、祖父母のアルバムで曳山の写っとったら微妙な違いば
発見さすかもしれんですね。

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