〜曳山まにあ・おじゃがの独り言〜 その17
三月倒れ


唐津っ子が唐津くんちの年中行事で駆けずり廻りよる頃、唐津の奥様方にゃ別の
年中行事の行われよります。
それは・・・・・・貯金。
唐津ん奥様方は日頃から倹約ばして唐津くんちばせにゃならんとです。
そいで約3ヶ月分の生活費ば三日で消費するらしかとです。
そっから来た言葉が三月倒れちゅうとです。
江戸時代とかの文献に『くんちは質素にせにゃならん』てお上からの
お達しの残っとるらしかばってんが商売人はお客の接待やらあるけん、
どんどん豪華になってから何時ん間にか三月倒れって言葉の出来とるっちゃけん
凄か話ばい。
今じゃ唐津くんちにゃアラ!て言うごて豪勢になっとるとは皆さんの
ご存知の通り。
男衆と曳山の在らにゃくんちは出来んばってんが奥様方もおらにゃ唐津くんちは
出来んとです。


別の祭りの話ですが私の好きな某漫画で
『祭の時に女性が裏から支えてくれるから男達は安心して祭が出来る。』
なんてシーンがあります。まさにその通りだと思います。
日頃から労わってあげて下さい。
我々がくんちの当日に安心して酔いちくれられる様にwww

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